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杣人yumi

Author:杣人yumi
弓道と楽しく向き合う杣人の弓道ブログ。お気軽にお立ち寄りください。

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袴リサイクル

昨日に続き今日も道場に出かけて練習をした。体育館受付で鍵を受け取り道場を開け、シャッターを上げたら先生が垜でホースをもっている。看的小屋の鍵をもって垜に向かうと先生は側溝に溜まった砂や落ち葉をホースの水で押し流し小屋にあった棒で掻き出していた。的をつけて道場に戻ると先生も側溝掃除を終えて戻ってくる。「誰もこなかったら帰ろうと思っていた」なんておっしゃるので恐縮し、心の中で早く家を出てきて良かったと安堵した。

昨日はもしかしたら先生帰られたあとに私が来たのかも知れない。ノートを見ながら「昨日来たんだ」と言っている。昨日私は少し家を出るのが遅くなってしまったのだった。

先生の誕生日は1925年10月25日今年91歳だ。「先生、先日誕生日でしたね」と言うと、先生は笑いながら「おう、焼肉食べに行った」と嬉しそうだ。ご家族と出かけたらしい。そして、「肉なら宮崎が美味しいぞ」とおっしゃる。宮崎県に出かけた時にお連れいただいた話を披露してくださる。そう言えば東京時代に福原先生も肉が好きだったなと思い出した。高齢になってからも普通に一人前をぺろっと食べていた。弓の大先生になるには肉が大事なのだろう。

一緒に的に立ちながら練習をし、時々見ていただき「馬手のカケの使い方はそれでいい。弓手を小さくするのと同じでカケも小さく使う。バランスが大事だ。」とか「弓手の手の内も悪くない」とかところどころでコメントをいただく。「次の審査は何処だ」と問われるので「奈良です」と答えると「吉本先生か、厳しい先生だな。でも実力があるから厳しいのは仕方ない。最近の審査は二本中てなければだめだ」と激をいただく。

練習を終え、もう一つの道場に向かった。こちらでは地区の弓道大会が行われていて知り合いが多数参加している。団体戦だったので私はエントリーしなかった。挨拶をしながら控えに進むと、K先生に呼び止められた。先日先生に差し上げた古い袴で帯を作ってくださっていたのだ。

1610301.jpg

箪笥にある着物を整理していたたら男物だが行燈の袴があった。丈が短く私には使えないしなにしろ行燈なので道場の仲間にも差し上げることが出来ない。K先生なら裁縫をするから活かしてくださるのではと思い、袋物でもなんでも好きに使ってくださいとお渡ししたのだった。
すると数日後、K先生が「せっかく家からもらったものなのだから帯に仕立てるから使ったら」とおっしゃってくださった。嬉しい限りのお話であった。
その帯が完成し頂いたのだった。さらに同じ袴から信玄袋も作ってくださっていた。

弓の世界は贅沢な世界でもある。弓や矢の道具も上達し経験が広がるほどに良い道具が欲しくなるし必要にもなる。着物にしても同様で道場にふさわしい着物が欲しくなる。着物に興味の無い人もいるだろうから道具ほどではないかもしれないが、私は和装が好きなのでどうしても着物も色々揃えたくなる。そんな私に袴から帯を仕立て直してくださったK先生。本当に有難くうれしい。

今日の練習は両先生に感謝の楽しい時間だった。
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