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杣人yumi

Author:杣人yumi
弓道と楽しく向き合う杣人の弓道ブログ。お気軽にお立ち寄りください。

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立射の一つ的射礼

先日弓友さんたちとやっている勉強会に参加した。相互に指摘しながら射技や体配の練習を行う会で、持ち的射礼や一つ的射礼などをよくやる。この日は午前・午後の長時間の練習で午前中は道場の半分を高校生が使っていたので射技研修をし私は弓友さんに見てもらい問題点を確認した。午後は道場を全面使い、持ち的射礼と一つ的射礼に分かれて研修をした。中央審査では一次審査に受かると二次審査で錬士は持ち的射礼、教士、七段、八段は一つ的射礼を行う。この場合初めて会う受審者だからお互いに意を通じ合わせる作業が必要だ。弓道が求める調和の美を受審者が協力して表現する場である。

この日の練習で私も四人一つ的と二人一つ的の練習をした。私は一つ的射礼が好きで楽しく練習をしたのだが、教士の方は三人で立射の一つ的射礼の練習をした。一つ的射礼で座射と立射の方が一緒にやることはある。高齢者になると足腰に不自由があって座射が出来ない方もいるからだが、最初から立射でというのは私は知らない。ただ、立射の作法というのもあるのだし審査の場合だと審査員からの課題として立射でと言われることもあるかもしれないと想定し練習して良い。

さて、この日N教士は二足で足踏をしようと取り決めた。私は普段から二足なのでこれがどうゆう意図なのか当初よくわからなかった。(この件は後に書く)入場し定めの座で礼をして本座をとり射位に移動し立射の作法で肌脱ぎをする。女性の方はこのとき襷がけを一緒にする場合と既に襷がけをして入っている場合とがある。
射位に進み足踏をするが、このとき的を見ることになる。N教士がなぜ二足で足踏をしようとしたのかというのがこのときわかった。立射による三人一つ的の場合的正面に位置するのは二の立の射手で、一の立と三の立の射手は的に向かって脇正面になる体の向きを調整しなければならないのだ。一の立は少し後ろ、三の立は少し前に的があり、足踏で胴造りの向きを調整する。このとき二足の足踏ほうが一足より確実に足踏みを決めることが出来る。慣れれば一足でも良いだろうが審査などでは二足の方が不安が無いかもしれない。そして甲矢を引き終わった射手は座射による一つ的の場合と違い三角形に回ることはなく最初に立った射位を動くことなく乙矢を引き、射位で肌入れをして本座に戻る。

もう一度整理すると、立射による一つ的は本座から射位に進み的に対して脇正面になり肌脱ぎをする。射手はその場から動くことはなく甲矢、乙矢を引く。このとき足踏は一足でも二足でも良いが射手同士で決めて統一する。大前と三人目は的に対して正面には立たないので足踏の角度で調整する。そして、二足の場合通常矢の板付を隠して持つが、板付を出して持ってもかまわない。
私は立射による三人一つ的射礼を拝見するのが初めてだったのでN教士に「二足でやったのに板付が出ていたのはいいのですか」と質問した。一つ的の作法としては良いのだそうだ。初めて知った。やはり勉強会には参加するものだ。次回私も立射の一つ的射礼をやってみたい。

この日、暑くて汗だくの中肌脱ぎ肌入れをしたが、汗に濡れてもしっかりした生地で襦袢を作りたいと思った。裁縫の得意な人と協力して何か考えたいと思った。

ではまた。
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テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ

8月の月例射会

今日は月例射会。ところが私は朝早くから地域の自主防災隊の集まりでヘルメットをかぶって頑張っている。月例会に間に合うよう、朝ごはんをおにぎりで済ませ、車を馳せて道場へ。駐車場に着くと袴姿の弓友さんの姿が見える。どうやら間に合った。

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今日は担当さんの計画で色的を使い、的中制と点数制の二種類の射をして月齢会を楽しむという趣向。射会の挨拶と射候の説明の後試合が始まる。
まずは的中制で始まった。

私の成績は

×○×× ○○○× 4/8

最初色的を気にせず引こうとしたが的が小さく見えるて狙いが良くわからない。一本目は2時に外した。体がまだしっかりしていない。2本目は中ったのでこの感覚で続けようと思ったが3本目、4本目共に下に外れる。二立ち目はしっかり的に中てようと意識したので中りは強い。4本目は矢飛びは良かったが12時に外した。

一立ち目が一本だったので、残念賞の野菜を景品としてもらう。会員さんが朝お婆さんの畑から獲ってきたというオクラ。私の好物なので嬉しい。茄や胡瓜が並ぶ中自分で選んで頂戴する。

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月例射会は結果的に4中で5位。お菓子の景品をいただいた。

続いて色的の点数制の余興試合がはじまった。
色的は的紙が弓具店に在庫が無く実業団に参加している方から分けていただいたて尺二の霞的に貼って作った手作り。点数も一般的なのとは変えて大きな面積の赤を1点にし細い白を7点にするという一ひねりが効いている。こうゆう工夫をして会員さんが楽しめるのも自前の月例会ならではの事だ。

一手二立ち、私の成績は最初5点と1点、次が5点と7点で合計18点だった。最高得点は25点のSさん。続く20点の I さんで3番目の点数だった。二本束ったのでいただいた景品がこちら。

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こんな立派なソムリエナイフ。箱にユニバーサルスタジオジャパンのパークフロントホテルと書かれている。どなたか遊びに行って買ってきたのだろうか。二中賞の景品が並んでいるのを見ながら目をつけていたがきっと誰かが獲っていっているだろうと思いきや、まだ残っていた。ならば私が頂く事としよう。ソムリエナイフ愛好家としてはラッキーと嬉しい。

そして色的点数制の部3位だったので、こんな賞品も。

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瓢箪はぎりこ入れなどで見るがこれはそれを真似たお飾り品。でも会員さんの手作りだ。こうゆう手作りの品々は他に弓で作った道宝や中仕掛け用の麻をしまうケースなど色々とあって皆さんどれを選ぼうかとにぎやかだ。

こうして月例射会は楽しく閉幕。私も早朝から起きて眠たい体ながら少しは頑張りお土産も沢山いただいた。大満足。

射会が終わりと午後は研修会だが私は参加出来ない。少し練習して帰ろうかと思い的に立ったが、気合が切れて体に疲れが出ていたので射にならない。四矢引いてすぐ止め、帰宅する。帰りの車も眠たかったから切り上げて正解だった。

会員相互の工夫で楽しく過ごした月例射会。景品を持ち寄ったり射候を工夫したりと和気あいあい。次回は私もなにか景品を提供してお役に立ちたい。


ではまた。

テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ

ビデオ練習

猛暑が続く中、昨夜降った雨で一服の感のある日曜日、少し早めにと思い道場に出かけた。といっても昼ごはんを食べてから家を出るので道場に着くと既に正午を過ぎている。体育館の受付で鍵を受け取ると昨日と同様午前中に先生がいらしていた。きっとすれ違いなのだろう。

道場に入り窓やシャッターを開けて風を入れる。うす曇りの空のせいか気温は上がらず汗だくになるようなことはない。弓を張り的をかけ着替えをして・・・と坦々と準備をしてゆくがこうして心の澄ましをしてゆく。最初一手座射で行うが、まだまだ調子を見る程度。続けて8射引くが、看的小屋に穴の開いた的が置かれていたのが気になったので、的貼をすることにした。気になる事はやったほうが良い。的は会員の誰かが貼る。誰かがやるのなら私がやっても良い。やるべきだ。的を貼ることも練習なのだから。

これで心置きなく練習に集中できる。パートナーさんにipadminiを持ってもらい射を動画で撮影してもらう。一射づつ確認しどこがどうなっているのかを知り次の射でそれを直すように引く。主に馬手の離れの方向とその時のカケの使い方に集中した。無心の離れなどというのは達人の方に言わせておけばいい。意識とそこから生まれる結果を反復練習し自分のものにするのが武道の練習だ。その練習の積み上げの先に無心の離れがあるのだから練習の時はしっかり意識しなければならない。

ビデオで自分の射を確認することはとても効果のある練習方法だ。射は自分では見えない。骨の納まりや肚の使い方、呼吸などを身体で感じ確認しながら引くが離れの瞬間は矢が離れて弓の反動が体に移るから微妙なバランスのずれが体のぶれにつながる。押し引きのバランスがとれていれば離れは軽く弓が振動を吸収するから身体がぶれることもない。弓手と馬手の方向が両肩を通して一線上にあれば離れで弓手や馬手が下がったり上がったりとすることもないはずだ。ところが実際はわずかなずれが大きなぶれを生む。そうゆうわずかな部分をビデオで見て自分の射の事実を知り何処でどう直すのかを決めてゆく。
ビデオを見ることは有効だが、それも直し方を判っていての話だ。初心者はビデオを先輩や先生に見てもらいながら射の結果と原因を説明してもらい直し方を研究するのが良いだろう。
それにしてもビデオで射を見るとまるでスローモーションで見ているかのように細部が良くわかる。私など恥ずかしいばかりだ。
恥ずかしがらずに日常の練習にもっとビデオを取り入れて活用する方法を考えてみたい。

それにしてもYouTubeで見る選手権の様子や範士の先生方の射はビデオで見ても立派だ。参考にしたい。

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里帰り

週末、東京に出かけ弓を引いてきた。

金曜日の夕方、パートナーさんの仕事を早く切り上げ車で迎えながらそのまま新東名に乗って東京へ。予定では先生にお会いしながらしっかりと練習するつもりだったが途中事故渋滞が発生し1時間以上ロスすることに。気持ちは早く行きたくているのに車はのろのろ。それでも道場に着き先生にお会いして何本か引くことが出来た。

今回の東京訪問には二つの意味があった。一つはこのところ練習の成果が着実に出ているの先生に見ていただきたいという思い。もちろん指導をいただきより良いものにしていきたいという気持ちがある。ただ十分な時間が無い中でのことだから私の課題をうまく伝えたり方向性を確認することが出来るだろうか。
もう一つはそうゆう指導をいただくとかが無くても先生と一緒に引きたいという思いだ。先週函館で弓を引いた。函館は私の弓道の心の出発点の一つの場所だ。東京の先生は私の弓道の出発点。道場に入門し文字通り一から教えていただいた先生だ。だから私にとってどんな事があろうが生涯私の先生であることは変わらない。そうゆう大切な先生と一緒に引くことはそれだけで何よりの喜びである。

座射で一手、4回ほど引かせていただいた。十分に満足し心の中は喜びで満る。射は決して良いものが出てないがそれでも今何を練習しているかは先生に伝わった。
それが証拠に、一手引いたあと先生からすぐ問題点の指摘をいただいた。それは私が今直そうとしている正にそのものづばりの課題でしかも原因と直し方まで。まさに目から鱗が落ちるといった感じで色々試してきながら気づかなかった部分での直す方法だった。すぐ修正に入り引く。中りは二の次なのは勿論で先生の指摘をいかに理解し直そうとするかを見ていただく。その後先生からは射についての話は無かった。先生はポイントを指摘しそれを私たちが受け止めればあとはどう取り組むかを黙って見ていてくださる。今回の指導を私が受け止めた証は9月の審査で恩返ししよう。

翌日20年以上暮らした町を懐かしく散歩し、友人のレストランで食事をした後もう一つの道場に挨拶に行った。弓友の一人が仙台で六段を受かったというのでお祝いを持ち、一緒に引いていた仲間の様子を知りたいと思ったのだった。狭い道場は10人以上集まり盛況だった。話によるとテレビCMで弓道姿が流れたりしたこともあり弓道教室も抽選になるくらいの人気なのだそうだ。私がいた頃は弓道教室は全く見向きもされていなく寂しいものだった。人数が増えればまた苦労もあるだろうがそれは楽しい苦労だ。良い道場に育って欲しい。

東京での二つの道場を堪能し、地元に帰った日曜日。早速先生の指導を意識しながら練習をした。心が軽くなったような感じで弓が楽しい。暑い夏だが今年は良い練習が出来そうだ。

テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ