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杣人yumi

Author:杣人yumi
弓道と楽しく向き合う杣人の弓道ブログ。お気軽にお立ち寄りください。

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実りの秋

秋になり練習にはもってこいの季節になってきた。午後の日差しは強いが空気は乾燥して清々しい。

週末、道場に練習に出かける。先生がいらしていていつものように「天気がいいのに人が来ないな」と仰りながら弓の調子をみたりしている。
私は一人射位に立ち、練習を始める。
黒板の掲示で射礼大会の研修会が近く行われるのを見た先生は「誰が講師をするんだろう」などと仰る。東部地区では範士の先生をお招きして勉強をしているそうで、当地ももっと気合を入れなければと先生はご心配の様子だ。

弓の調子を見ていた先生が「今のは良かったんじゃないか」と私に言ってくださった。
さっきから先生の目に留まるようにと心の中を真剣にして一本一本を引いていた。「有難うございます」と言って次の一本を引く。「うん、本物かな」と言いながら先生は私の後ろに廻った。背中からも見てくださるのだ。

三本目を引こうとしたら大三で筈が壊れて矢を落としてしまった。

4本目、同じように引いてくるが離れが小さい。左の肩根は伸び右もそこそこ飛んだ。悪癖の揺れは無く矢も的に中ったが先生は「今のは駄目だよ」と言って帰って行かれた。

ふぅ、大満足である。

ここ数ヶ月先生に見て頂くことが出来ないでいた。練習も少ない。しかし先生からいただいた課題をひたすらに考え直すことだけに取り組んでいた。これまでもたまに良いのが出ると先生は「今のが続けて出来ればな」と仰ってくださっていたが、私には出来なかった。何が根本原因で私の弓手が揺れる悪癖が生まれるのかが分からなかったからだ。たまに出来たからと言ってそれはそれだけの事。続くはずも無かった。
それが、最近これかなと思うような事があり、練習をそこに集中させた。しかしまだまだ発展段階である。先生の前で上手く出来るか・・・。そして今日であった。
思えば、先生に直すようにと言われてからひたすら考えて来たが、今日ようやく練習の方向性を認めて頂いたわけだ。後は一本一本体に覚えさせる練習を積み重ねよう。

ところが、喜びもつかの間先生がお帰りになった後の練習ではこれはと思うように上手く引けない。緊張がちがうのだろうか。それでも方向性がはっきりしたのだから迷いは無く練習が格段に楽しくなった。

有難い。先生は多くを言わないが何時も見ていてくださる。それだけで先生の教えに沿う射をしようと必至になる。考え工夫し練習を重ねる。上達しないわけがない。

先生の存在の如何に有難いことか。



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秋の射会

久しぶりに地域の射会に参加してきた。
道場のあるスポーツ公園では小中学生の陸上大会が行われていて家族連れで賑やか。

今日の射会は21名の参加とこじんまりしたものだが、馴染みの顔ばかりで気心がしれている。
道場の横ではお湯を沸かしてお昼の準備をしたり、七輪で魚を焼いたりと和やかな雰囲気。
射候も四つ矢5回を引き、その後、尺二、八寸、五寸八分、二寸八分と星的を寄せて置き点数制で競う。

前日三時間しか寝られず練習で体の締りがなく思うような射が出来なかった。反省し昨夜は確り寝て寝不足を解消していた。あとは普段の練習を活かせるかどうか・・・。

終わってみると中りがいま一歩というところで、僅差で入賞には届かなかった。
点数的で高得点で稼ぐ人に離された感じもある。逆転を狙い10点を狙ったが三㎝ほど外れてしまったのも悔しい。

お昼は会員さんが準備した天麩羅うどんを頂き賑やかな昼ごはん。
東京の明治神宮では全日本選手権が行われているが、こうゆう地域の射会も弓道の魅力だ。


夢を見た。

私の家が審査会場になっていて居間に範士の先生が二人いらっしゃる。そこへ私がお盆にのせた朝食を運んでくると、先生と一緒に卓についた。先生は私にいくつか体配のことを言い、指導をしてくださる。私も質問を返したりして話が弾むのだが、そこへ係の人が大きな紙に名前を書いたものを持って来た。人も集まってくる。
紙には合格者の名前が書かれていてどうやら教士七段の発表のようだ。一人、私の知り合いが受かっていて先生方から非常に良い射だったと褒められたと言い、その御礼を言っている。
私は再び範士の先生方と会話を続けている・・・。

弓の夢はよく見るが楽しく満ち足りた気分になる。

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根性なし!

競泳のニュースが放送されていると見ていたら、なんと国体であった。
北島選手が優勝した場面を見たが「そうか、国体ってオリンピック選手も出るんだ」と改めて感心した。
弓道は月末から小金井公園の弓道場で開催される。私には馴染みの道場で知り合いも多数運営の手伝いに出ている。というより東京の役員方は懐かしい方々ばかりだ。時間の都合が付けば応援に行きたい。


今日は久しぶりに道場に出かけた。二週間ぶりである。
仕事の忙しさにすっかり平日いけなくなって先生にもお目にかかっていない。課題の克服に一歩づつ近づいているので先生に見ていただきたいのだが・・・。

そうおもって道場に着いたら駐車場で先生にお会いした。「先生こんにちは」と挨拶をすると「こんにちは。一人来ているよ」と言って帰っていかれた。あれれ?先生・・・!

練習を始めるが、休んでいたわりにはやることが出来ている。弓手の伸びはいいし、弓返りも軽く矢勢もいい。おおっ今日は調子がいいぞと思いながら気をつける点を頭に思い浮かべて練習を続ける。
40分程したところで矢が散るようになってしまった。気持ちが途切れて来たのだろうか。ちょっと休憩を入れる。

水を飲んだり下カケを替えたりした後練習を再開。今度は引き分けから離れまでの心の動きを確認しながら引く。弓道の醍醐味は技術練習の良し悪しだけではない。その時の心の有り様を確認する練習が大事であり面白い。離れの時に押し切って大きく離れる気持ちを持っているか。心の伸びあいに伴って余計なことを頭に残していないか・・・など、一射ごとに確認して自分の練習の反省を繰り返す。

あぁどうだろう、中ることをいいことに形と技に意識が行って押し切る心が途中で途切れている。
会で伸びあっていて“まだまだ”と自分を鼓舞する気持ちが薄らいでいる。その後に会の意識も消えるような時を招くのだから引き分けから会での伸びあいの時間でいい加減なところに心があっては納まりも伸びあいもいいものが出来ようはずがない。恥ずかしく悔しい私の不甲斐なさである。

以前、先生の前で引いていた時に「そこから頑張れ」と声が飛んできた事があった。その頃はまだ会の醍醐味も分からず、早気ぎみであったのだが、何を頑張るのか分からず困ったものだった。その後会の面白さを感じながら引くようになったが、どう頑張ったらいいのかはよく分からない。
ところが、会で心がこもっていないのが分かりだすと、頑張ることの方向が見えてきたように思う。
なにも長い時間会を持つことではない。かといってある程度の時間会を納めていないとその会に重みを持たせることは出来ない。

引き分けて納めてきて会で伸びあってゆく。胸の中心を意識しながら肩・肘・弓手に余裕をもちしかも伸び合っている。今日の練習では押しながら弓手をさらに楽にする事を練習していた。上手くいったときは弓返りは早く腕にぶつかった弦が跳ね返って止まる。ちょっと嬉しいい。

心はいつも一緒にある。中りに安心することはないが、心がどこにあるかはいつも気をつけて練習しないと内容のない練習に留まってしまう。頑張りぬく心が大切だ。最後の最後に根性なしの弓引きでは情けない。


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