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杣人yumi

Author:杣人yumi
弓道と楽しく向き合う杣人の弓道ブログ。お気軽にお立ち寄りください。

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『弓道士魂』

暑い夏です。皆さんの練習での暑さ対策はいかがですか?
講習会の案内にこの暑い気候を考慮して和服の他に胴着も用意してくるようにという通達が廻っていました。確かに和服にこだわって体調を壊しては本末転倒になります。

昨日、右のコラムの本の紹介のところに平田弘史の『弓道士魂 完全版 レジェンドコミックシリーズ7』をUPしました。
実はこの本は私にとって非常に思い出のある本です。東京時代、住んでいたマンションの近くにあった貸本屋さんで見つけ、喜び、早速借りて読んだのですが、内容は三十三間堂で行われる通し矢を星野勘左衛門を主人公に描いたものです。諸大名が家名をかけ弓術に優れたものを送り込む様は次第に常軌を逸したものになっていくのですが、良し悪しは別としてそのぐらいの気概をもって弓に取り組む心もあるものだと当時の私は感じたものでした。

貸本屋のご主人はあまりに私が喜ぶので、「その本持って行っていいよ」とそのまま私の本棚に収まることになりました。

その後再版がなされ今では弓具店には常備されているでしょうし、Amazonで買えるのも嬉しい話です。ある方の話では愛知の宇佐美先生もお薦めされていたと聞いた事があります。

その弓道家には是非読んで欲しい本を私が改めてUPしたのは、Amazonにある出版社からのコメントに「今回で4度目の発行となる本書は、今までの単行本では未掲載となっていた<星野勘左衛門の夢想シーン>及び<和佐大八郎のエピソード>などを描いた64ページを含む本文原稿全てを収録し、全五章構成の初の<完全版・弓道士魂>として制作しました。」とあるのを見つけたからです。

これまでの版をお持ちの方も、初めて読まれるという方も、是非この機会にお求めいただきたいと思います。

弓道士魂 完全版 レジェンドコミックシリーズ7 (レジェンドコミックシリーズ―平田弘史作品 (7))弓道士魂 完全版 レジェンドコミックシリーズ7 (レジェンドコミックシリーズ―平田弘史作品 (7))
(2006/01/11)
平田 弘史

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テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ

課題の克服

道場で練習をしていると他の人の射の問題点は結構目に付く。仲間内指摘をしあう練習ならいいのだが、そうでもない場合は余計な口出しは控えるのがいい。
ひとの問題点がよく見えるのに比べ自分の直すべきところはなかなか気づかない。気づいていたにしてもなかなか直せないで苦労をする。

私は当地に越してきてからどうもいけない。離れの瞬間に弓手が振れる癖がつき酷い時には馬手と一緒に大揺れしてしまう情けない有様になってしまった。弓手肩根の伸びで中てることを心がけていた私には想像もしなかった悪癖の出現に全く頭を抱える始末である。先生は「揺れても中るんだから、曲芸みたいだな。揺れなければもっと中るよ。」と笑い、「まずそれを直さないとダメだね。」と真剣な目で言う。
以前には無かったことだけに、どうしてそうなったのか自問の日々が続いている。

その揺れる悪癖の克服に最近一つの光が見えてきたように思うので、どのような練習をして此処に至ったかを記して備忘としたい。

緒の最初は巻藁だった。巻藁に立ったときは弓手は全く揺れない。弓手肩根も伸び、馬手もすかっとひらいて離れる。先生も「巻藁で審査が受けられたらな」なんて冗談をいうくらいだ。なぜ巻藁は良くて的前はいけないのか。
私は、“的に中てようという気持ち”があるからだと考えた。もともと中て気は強く試合は好きなタイプ。それが当地に来てみんな良く中るのに驚いた。それが知らず知らずのうちに中てなくてはという気持ちが働き心の力みになっていったのではないかと思った。
そこで、的前に立った時にも中てることを考えず左右一文字に離れることだけを意識してみることとした。結果は概ね一文字に離れるのだが矢は的一つほど高いところに飛ぶ。それでも離れを直す事が課題だから良しとしてこの練習を繰り返した。繰り返しながら徐々に的に中るように矢の着地点を下げていった。

しかし、練習で上手くいっていても試合に出るとやはり揺れる。まだまだ的に中てようという気持が離れに悪さをしているのだろう。

道場では先生が弓手の手の内を軽くし親指と中指で弓を持ち薬指・小指は力を抜いて弓に触れるだけという手の内の指導をしてくださる。大三でも会でも手首・肘・肩に余裕をもたせ離れで更に伸び合いにつながるようにと実際に見せてくださる。
これも、離でまっすぐ押し切る方法と練習を重ねる。

そんな心と技術両面の練習を続けていて有難いのは先生が見ていてくださることだ。先生は多くを言わない。一日の練習で一言ぐらい。昨日は何もおっしゃらなかった。しかししっかり見ていてくださる。
時には「一本目は良かったから褒めてやろうと思ったら二本目はまた駄目だったから褒められない」なんて笑ったり、「直るかもかも知れないな」と言ってくださったりするから気を抜くことの出来ない真剣な練習が続くことになる。

一方、原因をみつけ克服するための手段を探す練習は続く。

あるときは、離の瞬間に「動くな!」と大きな声を出してみたりもする。これは声を出し耳から脳に伝えることで弓手への神経の働きを変えようという作戦。これも予想以上に効果的であった。ただし他に練習する人がいるときは声を出せないし恥ずかしいからあまり数を引けない。

最近はじめた練習は、会で目をつぶる事。会で的に付いているのを確認したら目をつぶり、肩甲骨・肩・肘を体で確認しながら離れのイメージを浮かべながら伸び合う。矢は既に的に付いているので中るしそう大きく外れることは無い。これも離れに集中出来る良い方法でちょっと気に入っている。しかし、弓道教本にある「射法・射技の基本」の心・気の働きにあるように「目や耳からくる誘惑に心が動揺する。」のを自己統制によって克服するのからは離れているかも知れない。目をつぶった時の離れの感触(心の感触と骨の感触であるが)を覚え、目を開けていつも通りに引いても変わりがないようにしていかなければならない。

こうして上手な人から見れば何をやっているんだと笑われてしまいそうな練習を重ねている。でもそれでいい。直らないより直った方が良いのだし、もし誰かが同じような苦労をしているなら自分の体験からアドバイスを差し上げる事ができるかも知れない。上手なのに越したことはないが、不器用ながら工夫を重ねてゆけば自分の財産になると思っている。


追記)

練習をしていたら先生がネクタリンという果物を買ってきてお茶にしようとおっしゃる。Tさんが皮を剥き切り落とすように果肉をお皿に寄せると、先生は「このぐらいの硬いのがいいよ」とおっしゃりながらネクタリンに楊枝をさして頬張る。お話を伺っていると桃にしても硬いほうが好きなのだそうで、バナナのような柔らかいのは好かないのだそうだ。
そんな果物を囲んだお茶休憩でも「昨日は真っ直ぐ離れていたけど勢いが強いよ。もっと自然に離れるのが良い。」と私に言ってくださる。昨日は何も仰らなかったけど見てくださり色々と考えてくださっているのだと、心の中でじわぁ~と喜びが湧いてくる。

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ジャンル : スポーツ

焼津弓道会 かつお射会

今日は待ちに待った焼津弓道会さんのかつお射会に参加しました。
焼津漁港に面したなんとも漁師町らしい弓道場ですが、かつお射会と銘打つだけのことはあり、多くの弓友さんが集まる人気の射会が行われるのです。

私も、最初に参加した時に4位に入賞して賞品のかつおを頂いたときからその魅力に引きこまれています。
賞品がかつおというのもユニークなのですが、道場の入り口横では会員さんが朝から素麺を茹でたりかつおを切っています。お昼の用意なんです。
今日の参加人数は169人。これだけの人数の素麺やかつおの準備にどれほどの作業がかかるのかどうぞ想像してみてください。素麺には薬味のネギが用意されていますし、かつおのお刺身には大根のつまも添えられています。夏の暑さへの配慮だってた大変でしょう。しかも、今日は静岡おでんも加わりました。もう、どこまで頑張ってくださるのでしょう。

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いかがです?静岡おでん名物の黒はんぺんは昆布の下です。削り節の粉をふりかけ風味たっぷりの静岡おでんです。そして名物かつおのお刺身。美味しそうでしょう!
この他にも素麺がおかわり自由でついています。

さて、あまりの人気のかつお射会なので、今日の参加者さんは東は千葉や横浜・鎌倉、西は豊橋や土岐から参加しています。そのため、射数が減るのは致し方ありません。

立射で四つ矢2回、8射で決めなければなりません。
私は昨日の練習である程度の感触を掴んでいたのですが・・・

結果は
☓○☓○ ○○☓○ 5/8 競射に残ることは出来ませんでした。

最高は8中の方が一人で7中の方が6名、6中の方が12名でそのうち3名が選ばれ10位までが入賞です。
うぅ~ん、実力でかつおを獲得することは叶いません。悔しいですね。

でも、今日は私につきがあります。

入賞は出来ませんでしたが、順番としては20位だったのだそうで、飛賞としてかつおを頂戴しました。

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喜んだのはパートナーさん。
昨日は所属支部の月例会で優勝し、ビールを頂いていましたので、「明日かつおを頂いて来たら宴会しようね。」とすっかりかつおモードになっていたからです。

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家に帰り、お風呂上りに早速お刺身にしていただきました。薬味は生姜とにんにくのすり下ろしです。
皆さんはどちらがお好きでしょうか。私は口がさっぱりする生姜に少し軍配が高くなります。

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参加賞の削り節もとっても香り高くこれからの時季冷奴なんかにも最高です。

遠方賞や継続参加賞、飛賞など大勢の方に賞を用意してくださる焼津弓道会の皆さんの、心配りに感謝申し上げ、来年は実力でかつおを頂戴出来るよう頑張ることを願ってご報告といたします。

本当にありがとうございました。そしてご馳走様!





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佐久間瞑想館弓道大会

久しぶりに射会に参加してきました。
佐久間瞑想館弓道場での弓道大会です。
佐久間地区は山に囲まれた野趣あふれる土地で、車を走らせて道場に向かう道には鮎釣りの看板が見られます。以前、来た時には車の前を雉が走り抜けていったのを思い出していたら、今日は猿が横切っていきます。ちょっとびっくりです。

道場に着くとすでにお仲間さんが集まっています。挨拶をして準備を始めましょう。
当地区で夏になると最高気温を記録する佐久間です。今日も暑くなりそうだと飲み物や冷えたキュウリ、じゃがいもなどが用意されています。どれも会員さんが自分の畑からとってきてくれたものばかりです。

佐久間の大会で楽しい事は、地元の中学高校生たちと一緒に引けることです。先生方や父兄の皆さん、そして弓道会の先輩方が熱心にあたたかく指導していますので、生徒の皆さんは本当に楽しそうに弓を引きます。

さて、今日の私の成績。

☓○☓☓ ○☓☓☓ ○○○○ 6/12 遠近競射 ☓ 19位

昨日道場で練習した成果が全く出て来ません。
なにか矢が体としっくりこないまま、どこがどうなっているのかわからい。
弓手は揺れるし馬手は飛ばないし、いったいどうしたの?

お昼を食べて三回目の立ちに入る頃、Y先輩が「馬手の引きが小さいよ」と指摘してくださいました。
自分では意識していませんでしたが、いつもの竹矢からジュラ矢に替えて使っているため、矢尺に不安があったのでしょうか?三立ち目は右肩の開きを意識して引いたら皆中することができました。

それでも、6中ですから競射に残ることはないだろうと片付けていたら、なんとかろうじて残りました。立ちが若かったので真っ先に引いたら10時の的縁です。それでも19位に残り、賞品の傘をちょうだいしました。

今日の反省を今週練習し、日曜日焼津のかつお射会に出かけましょう。


今日のお弁当



筍や蓮根の煮物、川魚のフライなど地域ならではのお弁当をいただきました。
佐久間の皆さん、ありがとうございました。


追記)

この佐久間での射会で私には嬉しい事がもう一つ。そのお話は「杣人のNuages」をどうぞ。

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