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杣人yumi

Author:杣人yumi
弓道と楽しく向き合う杣人の弓道ブログ。お気軽にお立ち寄りください。

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天竜鬼打ち射会

今日は天竜支部の主催する鬼打ち射会に出かけてきました。光明山という山の中にある静かな道場です。この地区は古くから街道の要所として天竜川とともに栄えてきたところです。徳川家の出城二俣城もあり、武田信玄が下って来るのを防いだところでもあります。
天竜杉など豊富な木が産業を産み林業の盛んな地で、全国でも珍しい県立天竜林業高校などもあります。

お寿司の好きな方ならご存じの方もいらっしゃるでしょう。ミシュランで三ツ星に輝くすきやばし次郎の小野二郎氏の出身地でもあります。

さて、今日は私も久しぶりの射会。今練習していることを実践で試し成績を残すことが目的。しかも、天竜の射会は景品がとても豪華ですから気合いも入るというものです。

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今日の天気予報は寒くなるとのことでしたが、思った程ではありません。去年はスギ花粉がものすごくて射会が進むほどに鼻がむずむずして困ったのですが、今日は大丈夫。安心して引けます。

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壁には鱸 重康先生の古い額がかけられています。

今日の射会は162名の参加。天竜支部の先生方のお人柄もあって多くの方が参加しています。

最初一手を引き、続いて鬼的を四矢一回。一本の中りを5点とします。
そして、立ち位置を伸ばして30mの距離で色的を四矢引き、その合計点で順位を競います。

DSCN5197_convert_20130217185459.jpg DSCN5199_convert_20130217185520.jpg

審査員席の横に並べられた賞品とは別に飛賞の賞品が置かれていて、弓友さんの興味を引いています。
DVDプレーヤーや腕時計、加湿器やワインといった賞品が・・・。凄いですね。

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弓友さんが持ってきてくれた芋を矢取り道の焚き火で焼き芋にして食べたり、豚汁が振舞われて冷えた身体を温めたりと射会の合間に美味しい事もいっぱい。お弁当もボリュームがあります。

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30mの色的は、狙いを変えるのではなく張り合いの厳しさ離れの鋭さを意識して引きます。

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参加した皆さんのスムーズな進行も幸いに射会は進みます。佐久間から中学生のみなさんも参加していましたが、彼らももうづいぶん慣れたものです。見慣れた生徒も身長も大きくなってしっかりした射を引くようになっています。大人に混じって射会に参加した思い出はきっと彼らにとっていい思い出になることでしょう。

今日の私の成績。

◯× ◯◯◯× ×◯×◯ 6/10 5点、15点 10点、7点 合計37点 14位でした。

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頂いた賞品はタジン鍋。我が家には無かったものですから嬉しいですね。

多くの弓友さんとお話も出来たし、充実した楽しい射会に大満足の一日でした。
天竜支部の皆さん、有難うございました。

追記)

ところで、天竜支部のある光明山ですが実は前方後円墳なんです。浜松博物館にはその空撮写真が飾ってあってしっかりと道場も分かります。鍵穴というかてるてる坊主というか、その首から胴体にかけて沿うように道場の矢道があります。全国でも珍しい道場でしょうね。


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テーマ : 弓道
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月例会 2013.2

今日は道場の月例会。最近射会に参加できなかったので楽しみにしていた。
朝、お弁当をもって出かける。道場に着くとすでに準備は整い、練習をしているお仲間もいる。私も巻藁を何本か引き身体と弓を温めよう。

薄い曇空の下寒いが10名の仲間が集まり神拝をして射会が始まる。

まずは金的。最初の一手は座射で。甲矢9時、乙矢12時、二回目の甲矢は6時に外した。二回目の乙矢でも落ちなかったら金的を三つかけて(さんこうと言うがどういう字を書くのだろう)と・・・。

先生が「なんとかしろ」と仰るので、なんとかしなくっちゃと頑張ったら中った。久しぶりの金的。

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美味しい賞品を頂いてご満悦です。

続いて射会。立射による20射。昨日2時間ほど練習した成果を今日も試してみる。
結果は
◯◯◯◯ ◯◯×◯ ◯◯◯× ◯◯◯◯ ◯◯×◯ 17/20  2位。

中った矢のすべてが上手く行ったわけではありません。でも心の中では落ち着いてと自分に言いつづけ呼吸に気をつけようと・・・。

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2位の賞品に頂いたのは電子レンジで温める湯たんぽ。最近湯たんぽは人気のアイテム。

射会を終えお昼ごはんのお弁当。ちょっと幸せなお弁当でした。

弓を引いて楽しいのは心の変化を知ることである。練習では先生やお仲間から指摘をうけながらこうしたらどうだろう、今度はどうだろうと考え考え工夫をする。なかなか上手く出来ないと悔しかったり腐ったり情けなかったりしながら少しばかりの上達に大喜びをする。
試合、射会では中てたいという思いを腹底に持ちながら練習の成果の延長線上になければ自分に嘘をつくことになる。慣れた射をして中てても嬉しくはなく悔しいばかりだ。一生懸命やって失敗するのは許されるが油断したり妥協したりしたら自分に恥ずかしい。そこに心の揺れがある。不安がある。加えて競争相手との中りの勝ち負けが畳み掛けてくる。試合の最中に無心で引くなんてことはそうそう出来るものではない。色んな思いが湧いてくるのを押さえつけながら心を静かにし射に集中する。射の技術がどうのこうのより心の動きをどうコントロールするのか、どうゆう気持ちが湧き自分が揺れるのかを見るのが面白い。
月例会は身近な仲間との試合であるが、自分を知り試す良い機会である。

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『弓聖 阿波研造』

新しい本が出たので Amazon で求めた。
『弓聖 阿波研造』池沢幹彦著 東北大学出版会である。
著者の方を直接は存じ上げないが、東北大学で教鞭をとられながら上田正康範士の下で弓を引かれた方で宮城県弓道連盟副会長も務められている。現在阿波研造について書かれるに最適な方ではないだろうか。

届いた本の目次をみると

第1章 阿波研造の伝記
第2章 阿波研造の遺産
附録1 阿波研造の遺文―「阿波範士言行録稿本」抜粋
附録2 仙台藩雪荷派―「仙台藩当流射芸史」(樋口臥龍原作)より

となっていて、早速読み始めるととても読みやすい。
著者も書いているように、阿波研造については櫻井保之助の「阿波研造 大いなる射の道の教え」「射聖阿波研造 天地大自然の代言者」という大作があるが非売品の限定本であり入手は困難である。その意味でもこうゆう読みやすい本が出版されることは誠に喜ばしい。

弓道を初めてすぐ、オイゲン・ヘリゲルの『日本の弓術』を読み阿波研造を知った。以来本を見つけると求めるようにしている。最近では『霊箭―阿波研造物語』 馬見塚 昭久著もある。

本を読んだからといって弓が上手くなるものでもないが、阿波研造という人物を知ることを通じて私が及びもしない弓道の世界があることを肝に銘じる事は出来るかもしれない。

私の手元に櫻井保之助氏「射の道について-阿波研造遺文をめぐって」というの弓道誌に連載されたもののコピーがある。44回に及ぶ大連載をじっくり読むことがなかなか出来ないのはページ数の多さばかりでなく内容が非常に難しいからなのだが、池沢幹彦氏の『弓聖 阿波研造』を手がかりとしてまた読み直してみたいと思った。






弓聖 阿波研造弓聖 阿波研造
(2012/10)
池沢 幹彦

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