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杣人yumi

Author:杣人yumi
弓道と楽しく向き合う杣人の弓道ブログ。お気軽にお立ち寄りください。

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自分に負ける

今日は私の通うスポーツジムの近く、天王宮大歳神社弓道場での射会に参加。
私が当地であちらこちらの神社の道場にうかがうきっかけになった
ちょっと思い入れのある弓道大会です。

実は、こちら大歳神社の射会では、まず弓人たちが列席して祝詞をあげます。
そして、神主さんによる鏑矢の儀式があるのです。
なんと素晴らしい!

ところが、今日は朝から雨。
皆さんに鏑矢の様子を動画で見ていただこうと思っていたのですが、
お見せできないのがとっても残念です。

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立派な神社の隣にある道場。雨でしたので、参集殿という建物で私達は控えます。

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こちらの射会の貴重なのは、古い伝統を守っているところにもあります。
道場の入り口には、金的を射止めた人があげた額が飾られています。
享保とか文政という文字が額に読めます。江戸時代ですね。
私が、この道場の射会に参加したい理由です。


さて、私の今日の成績。

◯◯◯◯ ◯×◯◯ ◯××× 8/12 8位でした。

1立ち目、練習通り丁寧に引き分けてきて狙いを定めます。
ちょっと失敗もありましたが、そこは丁寧が効いて皆中です。
2立ち目、2本目は離れで肩がゆるんで2時に外れますがあとはOK
3立ち目。皆中すれば優勝も期待できるので、しっかり決めてゆこうと思っています。
しかし、囚われてはいけないとも思い、平常心を心がけます。

1本目は星の上、2の黒に中ります。よし、皆中をと思ったのが悪かったのでしょうか・・・
2本目は会を長くと思っていたら3時に抜けました。
そして・・・
私は暗黒の中り病に囚われてしまったのです。

中てなくては、中るはず・・・そうゆう気持ちが私を覆い、自分を失っています。
3本目が5時に外れてもまだ、中てなくてはと思っています。

反省は終わった後にやってきます。
わかっている反省。これまでに何回も繰り返した反省。
自分に負けました。

競射はなく、立ち順により順位が決まります。

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8位をいただき、ライトをいただきました。
本来なら嬉しい入賞ですが、全く嬉しくありません。
自分に負けたのです。


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天皇宮の射会のお馴染みは、この鰻弁当。
国産鰻をつかったお弁当も楽しみの一つですね。
飲み物やお菓子も沢山ご用意いただいています。
それ以上に準備や進行に天王宮の皆さんのお気持ちが伝わる気持ちの良い今日の射会でした。

一つ一つの射会。もちろん、中って上位になるのは嬉しいことです。
でも、一射ごとに自分との戦い。自分を確認するのが弓道です。
納得のゆく射をしなければ悔いが残ります。

今日は私の良いところと悪い所が絵に見えるように出た射会。
悔しい射会でした。
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テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ

基本の効能

先週の日曜日、競技力向上講習会というのに参加した。
国体選手育成を念頭においた講習会である。
今年は事情があって国体選手選考に参加できなかったのだが、 
一人でも参加者は多い方が活気ついていいだろうと思い仲間に加えていただく。

この講習会では近的、遠的両方の練習をすることが出来る。
遠的の練習を殆どしない私にとっては、数少ない練習のチャンスでもある。

近的。
4つ矢をもって座射で行射。
講師の先生3人がそれぞれすぐ側にきて直すところの指導が入る。

私にはF先生より勝手のひねり、Y先生より肩の開きと肘の位置の指摘をいただく。
やぁ、参加してよかった。と内心喜んだ。
実は最近の練習で弓手の練習は進んでいたのだが、勝手を直してゆく方向が分からないでいた。
直したい思いと、先生方の指摘がタイミングよくマッチした形。有難い。

近的が一段洛すると、すぐ遠的の練習。
遠的は60mの距離だから近的の倍だが、的が直径1mある。
計算すると近的に比べて中る面積は大きい。
狙いがあって、的に届きさえすれば、近的より中りやすいということである。

そんな安心感を持ちながら、離していたらYD先生から、「的につきすぎている」と指摘がある。
確かに、引き分けの最初から弓手手先を照準にして角度を決め引き分けている。
最初から的を狙っている。
離れは矢筋に離れることを意識しているが、会でも的つけばかりを気にしている。
YD先生の指摘はまさにその機械のように引こうとする射を注意されたものだろう。

遠的は点数制であるから、より高得点を狙わなければならない。
その意味では正確さが要求されるのだが、先生の指摘は奥が深い。

午前と午後、50射以上を引いた大満足の講習会。
集中していた分楽しさも充実していたが、かなり疲れたようだ。
講習会を終え、スポーツジムに出かけたが、プールで泳ごうとして泳げない。
身体が動かない。腕が回らない。クロール一周であがり、ウォーキングプールで
ストレッチをしながらクールダウン。

普段、80射から100射ぐらいの練習は平気なのだが、講習会での練習は意識が違うのだろう。
疲労の度合いが違う。

家でパートナーさんに「今日の講習会は実りが多かったよ」と喜び話す。
いつものことだが、「何処を直したの?」と聞いてくれるのが嬉しい。
でも、次の一言が痛かった。「もとに戻ったのね。」だって。

そう、勝手のひねりなんて私がいつも言っていたことである。
それがいつのまにか、ああかなこうかなと工夫をしているつもりでおかしくしていたのだ。
最初の頃にならった基本の通り。先生に教わった基本を忘れてはならない。
家でもパートナーさんに諭されるなんて・・・。

ふと気がつくと、昨年から病んでいた勝手肘と腕の痛みが和らいでいる。
これも正しい引き方のせいであろう。
あらためて基本の大事を思うのである。

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ジャンル : スポーツ

基本の奥深さ

大きな台風が雨を運んで来て各地に被害が出ています。
こうゆう時は家で本を読んだり、チューブエクササイズをしたり。
やっぱり弓から離れる事はありませんね。

先日からの練習で弓手の力がかなり抜けるようになって、
あらためて基本の大事を考えさせられています。

誰だって習いはじめの頃、弓の持ち方を教わり、「軽くもつんだ、強く握るな」と
教えられたはずです。
私でも人に指導するときに「握ると弓の働きが殺されてしまうでしょう。」なんて言うくらいです。
でも、私自身これまで力の抜き方の加減は分かっていたのでしょうか?

取懸けから打ち起しまではまだいいでしょう。
問題は大三に持っていくところ、大三から引き分けてきて会に納まるところ。
出来てみてはじめて分かりますが、弓手の中に力はかかってこない。

弓を軽く持つのは基本中の基本。それが、何年もやってはじめて分かってくるなんて、
自分の練習のいい加減さを反省すると同時に、後輩には正しく覺えて欲しいと願います。

先日あるお仲間さんが、「矢が上に抜ける。原因がわからない。」といいます。
お仲間さんの射を実際にみていませんでしたので、一般的な話として、
「矢が会で水平であるなら的にあたるようになっています。
三重十文字を意識し、肩の水平であること矢と平行であることを確認し矢筋に離れること」
と話しました。

三重十文字も基本ですね。
中り外れの前に、胴造りから見直し、引き分けてくる時に三重十文字が出来ていること。
これを確認せずに話は進みません。

時々、高校生が練習する場面にご一緒することがあります。
先輩が後輩をいつも見て指導しています。いい事ですね。
初心者のうちは、基本がまだ身についていませんから、誰かに見てもらうのが必要です。
私も、練習の時には常に心内で基本を問いています。

腰の位置は正しいか。足は床に吸いついているか。呼吸を忘れていないか。

そんな基本の確認の繰り返しが出来てようやく練習しているという実感が生まれてきます。

吉田能安先生の『弓道いろは訓』。
ふ 古き道をたずねて知れよ正法を  とあります。

稽古という言葉は、「むかしの事をかんがえる」という意味があるのだそうです。

この「ふ」の頁にはもう一つ大切な話が紹介されています。
吉田能安先生は『中庸』に出てくる「中和を致す」という言葉を大切にされたという事です。
著者の寺田隆尚先生は「「中」こそ世界の根本で「和」こそ世界のどこでも通じる道である。」と
解説します。

ここにも基本を学ぶことにより普遍の真理を得る事が説かれているように思います。

私達が弓道で常に基本を学ぶのは、弓が上手になることを願ってのことばかりではありません。
心の奥底のどこかで、練習を通じて生きてゆくために必要な真理を見つける鍵を探しているからでは
ないのでしょうか?


追記)

私たちは、練習が進みすこしばかり中るようになると、技を求めるようになります。
工夫をする事それ自体は間違ったことではありません。大切なのは基本の上に乗ったものなのかどうか。
技を磨いたつもりで迷いの森に入り込む事が多々あります。
そんな時、基本に照らしてみることが出来るかどうか、ここが勝負の別れどころです。

そう考えてゆくと、生活や仕事などでも同じことが言えます。
思うようにいかない事、なかなか結果が出ない事。様々な局面があり色々工夫をしてみます。
やはり、一歩立ち止まって基本を考えてみる事が大事でしょう。
正直であること、助言をいただける先輩友人を思い出すこと、諦めず努力すること。

基本に対して真摯であることは、最大の力と言えるのではないでしょうか。

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ジャンル : スポーツ

宮沢賢治

暑い夏。
合宿をしたり、強化練習をしたりも楽しい。
集中した練習は思いがけず新たな発見をすることも多い。

先日、練習していたときに打ち起しから会にいたるまで、
弓手、馬手ともに全く力が感じられない経験をした。
前にも書いたが、引き分けて来るに連れて弓の張力は増すのであるから、
手の内にかかる抵抗は増しているはずなのでがるが、それが感じられない。
会にあっても弓の抵抗を感じていないかのようだ。

離で、弓は軽く鋭く廻り、腕に当たった弦は15センチほど跳ね返る。
弓はほぼ真っ直ぐ立っていて握りの位置も変わっていない。

どうして出来たのかを思いだそうと何回か再現を試みるが、同じようにはなかなか出来ない。
きっかけはつかんだから、後は理屈を見極めながら練習で積み重ねることに。
今年の夏の収穫だろう。


練習の合間、弓に関係する本を読むのも楽しい。
先日求めた吉田能安先生の『弓道いろは訓』は、筆者の寺田隆尚先生の思いも心地良く、
噛み締めながら読むのがふさわしい有難い本。

中島敦の『名人伝』は弓引きで知らない者の無い本であろうが、
山本周五郎の『備前名弓伝』なども楽しい。
剣術ものに比べればはるかに少ない弓矢もの。
見つけるとちょっと嬉しくなる。

昨日、ipad に青空文庫を更新していたパートナーさん。
「宮沢賢治に「弓のごとく」というのがあるの知っている?」と聞いてきた。
知らなかったので、見せてもらうと、詩であった。

弓のごとく
鳥のごとく
昧爽(まだき)の風の中より
家に帰り来たれり

という短い詩。

青空文庫には底本が記されているが、賢治のいつ頃の作品か分からない。
東京から花巻に戻った頃の作品かと最初思ったが、
農作業を終えて家に帰る姿を歌ったものかも知れない・・・
今、手元に賢治全集が無いので調べられないが、心に留めておいて其の内にはっきりさせよう。

こんなことを楽しむのも弓の楽しみ。

弓人は今年の夏、どんな楽しみと出会うのだろうか。

テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ

Bud支部弓道大会

各地で梅雨明けの声が聞こえ出し本格的夏の到来を感じさせています。
先日、3時間ほど一人練習をした際、弓の調子が変わるのを感じていました。
にべ弓です。引き味を確認しながら引き、時々休ませないといけません。
カケにしても、下ガケを何枚も取り替えながら使いますが、それでも汗を吸います。
練習の後の陰干しも大事な心得ですね。


今日はBud支部の弓道大会にお仲間と出かけてきました。
近隣支部のお楽しみの射会。200人を超える弓友さんのお集まりです。
それでも、当地では自動車関連の会社が土曜日曜日が営業日に変わったため、
参加出来ない方もいらっしゃるんです。

今日の大会の楽しみはなんと言っても景品の豪華さ。
弓具店のご好意もあって優勝者、準優勝者は矢を頂けます。
それ以外にも弓巻など、弓具関連の景品がいっぱいです。

矢渡しの後、開会式をし、競技に入ります。
3人立ち4射場。四つ矢3回の12射です。

今日の私の成績。
◯◯◯◯ ◯×◯× ◯◯◯× 9/12 

同中の方と遠近競射をし13位になりました。

昨日、練習したことを実践で試す今日の射会。
1立ち目は丁寧な射を心がけます。ちょっと矢所は散ってしまいましたが、
押しと伸び合いが効いていますので、中ります。

2立ち目。同じように心がけますが2本めは12時の的縁に乗ってしまい、ちょっと気が途切れます。
その結果、弓手肩が負けてしまい3本目はかろうじて中りましたが、4本目は全然だめです。

これでは上位入賞は難しいとお昼を食べた後、気持ちの張りを意識し直します。
3立ち目。星近く狙い通りに押し手のキレが生きています。
でも、止め矢である4本目。気持ちが強すぎてバランスが少し崩れ、12時の上に外れます。
悔しい。9中と10中では大変な違いです。

それでも1立ち目の皆中でクッキーを頂戴し、プチご機嫌。

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お昼のお弁当はボリュームがありすぎです。
ロビーでお仲間さんと広げますが、私でも多いと感じるのですから女性の方なら
残してしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。
油物も多く野菜が少ないような気がしますが、200人からのお弁当です。
野菜や果物の生物などを入れて食中毒の危険を心配したのかもしれませんね。

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13位の賞品は印伝風デザインの小物袋。
まぁ、私はあまり使わないのですが久しぶりの賞品に大満足。
(でも、10中して10位以内に入りたかったなぁ。
エールを送ったWD先生。最後皆中して10中で3位で立派な巻藁矢を頂戴してたし・・・)

それでも、練習で直したことを実践で発揮できましたし、
お仲間さんと楽しく引くことができたし、大満足のBud支部弓道大会でした。

あっそうそう、こちらの大会の楽しみのもう一つは、
参加者で優勝者を予想投票すること。
2立ち目が始まる前ぐらいまでに、その日の調子をみながらお気に入りの選手に投票します。
見事当たれはこちらにも豪華景品が用意されているという趣向。
遊び心がくすぐります。

さて、どうでしょう。
なんと、今日の優勝者はYd支部の若いOさんで、12射皆中優勝。
だれも予想しなかった大穴。
準優勝は11中の経験豊富なOt選手。こちらが本命と見られていてダントツの最多得票。

私に投票してくださった方、御免なさい。

Bud支部の皆さん、そして矢取りをお手伝いいただいた高校生の弓友さんたち
楽しい射会を有難うございました。



こちらは、今日ご一緒した弓友さんから頂いた、高知の銘菓。
なんたって、高知は播磨屋橋でかんざしですね。

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こんな素敵なお菓子をいただいたら、甘い夢でも見られるのでしょうか?
ごちそうさま。




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