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杣人yumi

Author:杣人yumi
弓道と楽しく向き合う杣人の弓道ブログ。お気軽にお立ち寄りください。

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鈴木弘之範士の映像

YOU TUBE の映像を見ていると思いがけないものを発見することが出来る。

阿波研造範士らの映像もその一つで、この映像をきっかけにして
私の故郷の函館が昭和初期弓道がさかんで、近隣に30を超える道場があったことを知った。
映像を私のブログに載せ、気になる点を書いたのがきっかけで、
函館を中心とした道南の弓道史を調べていらしたS氏と知り合い、教えていただいたのだ。

ブログの素晴らしいところである。

今日、YOU TUBE を見ていたら古い映像がありナレーションで鈴木と言っている。
範士十段鈴木弘之先生の映像である。

アップロードされた方の2年前のコメントには、

the reporter says it's Suzuki-sensei, the year is 1963 and the location the dojo
of the imperial guards in Tokyo.
if anybody has more information...


とあるので、1963年(昭和38年)に皇宮警察の武道場、済寧館で撮られたことがわかる。





弓道教本第4巻に鈴木先生の射(昭和54年)と文章がある。
先生は昭和59年に83歳で亡くなられているので、YOU TUBEの映像は62歳の時のもの。
介添えをされているのはどなただろう。



この映像が撮られた1963年は、ケネディー大統領がダラスで暗殺された年であり、
衛星放送が始まった年である。
翌年の1964年は東京オリンピックが開催され、東海道新幹線が開通する。
海外から日本に対する目が集まって来たときである。

どのような経緯でこの映像が作られたのかは分からないが、
タイトルの La Cible en Soi は「自身の中の的」とでも訳そうか。



YOU TUBE は思いがけない喜び、発見をもたらしてくれる。
この映像では現在の体配との違いも知ることが出来る。
惜しむらくは、離の時に効果音のつもりだろうが太鼓の音をいれていることである。
弦音を聞きたかったと思う。

映像が見られたのは世界に13万人を超える弓引きがいるからである。
海外の放送局が撮った貴重な映像が今後また発見されるかも知れない。
そんな期待をもちながら、YOU TUBE を散歩するのも楽しい。


YOU TUBE の映像はアップした方の都合で消されてしまうこともある。
これはという映像に出会ったら、ダウンロードして自分のPCに保存することをお勧めする。


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テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ

教錬士会講習会

昨日と今日の週末。
当地西部地区の教錬士会講習会が開催されました。

以前にも書いたことがありますが、当地の教練士会はとても少人数の集まりです。
今日集まったのも22人。
“おいおい、もっと称号者が居ないのかい”なんて声が聞こえるかもしれませんが、
東京で200人を超える教練士会の講習会を経験している私としては、
とっても嬉しい集まりです。

的前に立って講師の先生から一人一人の講評をいただけますし、
実際に弓をとって指導をしてもいただけます。
しかも、今回の講習会は日弓連会長鈴木三成先生が講師。
こんな贅沢な講習会が開けるのも、当地ならでは。弓引きには至福の時間です。

DSCN1368_convert_20101128232228.jpg  DSCN1371_convert_20101128232257.jpg

一日目の昨日は、開会式に続いて先日七段に昇段されたF先生による矢渡し。
すぐ鈴木会長による講評。
その後会員による審査形式の一手行射をし、会長による講評をいただきながら講話。

この講話が楽しくて、真剣な話なのに笑いが絶えません。
鈴木会長の経験を織り交ぜながら、審査のあり方や弓界発展への注意などのお話にも触れ、
弓人としての心構えを説かれていきます。

昼食後は一人一人の射を傍に立って指導。
最後に仕上げの射をして閉会。

2日目の今日は、胴着に変え射技を中心とした指導。
やはり、一手行射をして講評をいただきます。

練習をして八段を目指せ、というお話。
一人一人への講評の中に、ヒントが散りばめられています。
聞いているだけなら、もっともなお話。
でも実践出来るかとなると教えの一つ一つの中に厳しい研究努力を要求されるお話です。

昼食後、鈴木会長自ら弓をひかれ、見本というより、研究の方向切っ掛けを提案してくださいます。
動画に撮って参考にしますが、ここではご紹介を控えますね。

その後、講評の時に名前のあったメンバーの射を見ながら、先生の指摘を伺います。

一手行射と仕上げの射をして閉会。

普段全国を飛び回っていらっしゃる鈴木三成会長に久しぶりに指導をいただいた今回の講習会。
受講生の全員に充実した満足感が広がっています。

弓は的前に立ったら個人の世界です。
でも、仲間と集まり一人一人が真剣に取り組む姿に接するのは喜びです。
仁の道ですからね。

それにしても、私。まだまだ下手なんだと今更ながらに凹んだ2日間でした。

テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ

高尾山開山弔奉納射会

今日は、牧之原市の高尾山というところで、三段的の射会です。
私にとって、三段的の射会は三か所目です。

DSCN1325_convert_20101126202540.jpg  DSCN1328_convert_20101126202650.jpg

石段を登りながら見上げると、立派な山門があります。

DSCN1340_convert_20101126203548.jpg  DSCN1343_convert_20101126203241.jpg

登りきると、正面に石雲院というお寺の名が見え、お坊さんが読経をしています。
周りには檀家さんでしょうか?野菜や竹炭を売るお店が出ています。

DSCN1329_convert_20101126202807.jpg  DSCN1330_convert_20101126202845.jpg

開会式の後、早速射会が始まりました。

今回は射会の様子を動画に撮ってきましたので、アップ。



今日、この射会を見学に来ていた大学の先生とお話をする機会を得ました。
先生は、地域に残るこうした射会の歴史を調査しているのだそうです。

もともとは、徳川家康の時代に農閑期に農民にも弓を引くことを許しことから始まります。
武士は弓や剣の練習をしても、俸禄をいただいていますから不自由はしません。
でも、農民はいざという時には戦にかりだされるのに、弓を練習しても収入にはつながりません。

そのため、家康は農民が賭け弓をすることを許したのです。
こうして、当地には賭け弓の風習が生まれます。

では、三段的はどうして生まれたのでしょう。

先生のお話によると、
矢道の15間というのは、お城を取り巻くお堀の幅なのだそうです。
そして、1尺2寸の通常使う的は成人男性の胴の幅で、お堀の向こうに見える敵兵を想定しています。
三段的の中段は馬上に乗った武将の高さ。さらに三段目はお城の塀から覗き出た高さなのだそうです。

いかがです?面白いお話ですね。


DSCN1339_convert_20101126203516.jpg

今日のお昼は、お寺で出される精進料理です。
檀家さんたちとご一緒にいただきます。
これも、面白い経験。いつもお弁当を用意していただいて、それも楽しみのひとつですが、
禅宗のお寺らしい、精進料理のお昼ご飯もなかなか刺激的です。


追記)
パートナーさんが、色づく境内を撮ってきました。
秋の紅葉を添えた山門へ続く道。鮮やかですね。

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道場の裏手に続く道には、下馬と彫られた石があります。
何時の時代のものかは分かりません。綺麗にされていますから案外新しいのかもしれません。
でも、ここから下は確かに馬を降りて歩いて降りなければならない急な坂で、裏門に続いていました。

DSCN1355_convert_20101127213521.jpg

追記2)

私の今回の成績は
1立ち目 下 ○○ 中 ○○
2立ち目 上 ×× 下 ××
3立ち目 中 ×○ 上 ×○  6/12

1立ち目を終わったところで、般若湯を頂いたのが敗因でしょうか?
悔しいというのも恥ずかしい結果です。
順位決定戦には進み、6中の方と遠近競射をして24位になり、みかんの賞品をいただいて来たのが、
せめてもの救いです。

みかんは本当に美味しいかったですよ。
支部の皆さん、ごちそうさま。

テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ

錬士臨時中央審査 2010.11.21

今日は、当地で錬士臨時中央審査が開催されました。
中央審査の中でも、錬士だけの審査で五段の方達が錬士の称号に挑戦。

お仲間さんたちも受審しますので、応援をしながら範士の先生の矢渡し、特別演武を拝見します。

370人程の受審者。一次通過は15人ほど、2次を通過して錬士になるのは7人ほどでしょうか。
頑張って欲しいものです。

範士八段 柴田猛先生による矢渡しです。




五人の範士による特別演武。持的謝礼を披露していただきます。
大前から範士八段中塚祥一郎先生、範士八段近藤峯英先生、範士八段宮内道廣先生、
範士­八段石井勝之先生、範士八段宇佐美義光先生。





この映像を見ながら、徒手練習をしてみたのですが、
息合や会の長さを確認出来てなかなかいい感じでした。

テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ

射礼大会

今日は、県主催の射礼大会に参加。

体配の向上を目指し、昨年から始まったこの大会。
東部地区、中部地区、西部地区と県内地区対抗戦の様相もあり、
微妙に闘士がぶつかり合います。

種目は、
5段以下の選手による5人の持的射礼。
錬士による3人一つ的射礼。
教士による3人一つ的射礼。 
の三つ。

審査員による体配の採点と的中により順位が決まります。
審査員の持ち点は一人10点。4人の審査員で40点満点です。

参加は、持的射礼に東部3チーム、中部3チーム、西部2チーム。
錬士の部一つ的射礼に東部2チーム、中部2チーム、西部1チーム。
教士の部一つ的射礼に東部、中部、西部それぞれ1チームづつが参加しました。

朝9時。開会式のあと、県連会長の矢渡を行い競技に入ります。

持的射礼は5人で行い、20分ほどかかります。
その間、他の選手は射場内に置かれた椅子に座って看とり稽古。
私はスタンドの横でビデオ撮影です。

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普段の賑やかな射会とは全く違い、シーンとした静けさの中、弦音と的中の音が響きます。

持的射礼8チームが終わったのがちょうど12時をすこし過ぎたころです。
さすがにみなさん、練習の成果を披露するとばかり、緊張が満ちています。
お昼を食べながらも、その余韻は続くほど。

私は錬士の部の一つ的射礼に出場。
午後の最初の立ちです。

幾つか気がつく点もありますが、なんとか行射をして終了。

東部の選手のみなさんは、春頃から選抜をして練習を重ねてきたそうです。
地域的にも広がりのあるところで、集まって練習するのは大変でしょうが、
それをやり抜いての今日。
さすがに息もあって立派です。

錬士の部が終わって、教士の部。
普段から地域の先生として活躍している方達の一つ的射礼ですから、
見所満載。勉強になりますね。

結果は。

持的射礼では東部Iチームが30点で優勝。続く2位も東部Mチームが29点。
そして、われら西部Kチームが28点で3位に入りました。

一つ的射礼錬士の部では
中部Oチームが29点で優勝。2位は東部Hチームが27点。3位が中部Mチームの26点。
私たちは、25点で4位でした。残念。

一つ的射礼教士の部は、西部地区が優勝です。

西部地区。5段以下の持的射礼も教士の一つ的射礼も入賞しましたが、
錬士の部だけが賞状を逸してしまいました。
悔しい。

来年、また頑張りましょう。

体配は心がけて練習を積めば確実に上手になります。
それをお互いにチームを組んで練習すれば、気合をあわせる楽しさを知ります。
とかく中りを重視した練習をし、審査前にあわてて練習するのではなく、
普段の練習を通じて、体配の意味、心を学ぶのが大事といえましょう。

体配は決して特別な事をするものではありません。
礼に即して、理屈にあった動き、体の使い方をするものです。

射礼大会開催を契機に、各支部各自が射技と体配の両方を研鑽するようになると嬉しいですね。

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ジャンル : スポーツ

霊箭

BOOK OFF のネットを利用している。
気になる本を予約登録しておくと、入荷すると分かるので値段を確認して
注文する。

弓道関係の本は点数も少ないし、購入者は簡単に手放したりしないであろうから
なかなか出てくることは無いが、それでも時々ヒットする。

『霊箭』が在庫有りと出た。
すかさず注文する。
月刊「武道」に2004年1月から、2005年11月まで連載されたもので
阿波研造を小説仕立にして書かれている。

阿波研造については私が紹介する必要もない。

先に、櫻井保之助先生の『阿波研造 大いなる射の道の教』という書物があるが
これも今では入手困難。再出版が望まれる。
私は、弓道誌に連載されていた『射の道について 阿波研造遺文をめぐって』をコピーして持っているが、
非常に難しいものなので、心して読まなければならない。

いずれにしても、先達の教え、姿を書物にしてくれるのは
後に続く私たちにとって有り難いことである。

『霊箭』の著者馬見塚昭久さんは、小学校の教諭だそうだ。
子供たちと接する現場で、弓の教えが生きることを願いたい。




この映像は昭和11年に阿波研造が神永範士、安澤範士を伴って
函館の日魯漁業の射会に訪れた時のもの。
当時函館は北海道の玄関として隆盛を誇り、弓道も盛ん。
阿波研造の大射道教の支部もあった。

こうゆう映像が残っているのも嬉しい限りである。


霊箭―阿波研造物語霊箭―阿波研造物語
(2006/05)
馬見塚 昭久

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服織田神社祭典弓道大会

服織田神社の弓道大会に出かけてきました。

先日の大頭龍神社と同じ、三段的の射会です。
大頭龍では2位に甘んじてしまいましたので、今日は優勝狙い!

8時50分頃につき、受付を済ませます。

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此処の三段的は綺麗な階段状になっていて、脇から上りますし、的の前も平らに整地されています。

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小さな道場ですので、始めは3人立ちで引き始めましたが、
70名程の参加になりましたので、2立目からは4人立ちに変更。
こうゆう臨機応変なところはお祭り射会のおおらかさで、いいですね。
会員の方たちの協力し工夫している様子がとっても微笑ましい。

今日の私の結果は
1立目 下 ○○ 中 ×○
2立目 上 ×○ 下 ○×
3立目 中 ○× 上 ○○   8/12 です。

1立目の下。写真でもご覧のように的が普通の霞的とは違い、白い部分が多く、
なんだか大きく見えます。狙いが落ち着かないまま離れ、結果的に中ったという感じ。
1立目の中。甲矢はわずかに10時の的ふちに外れてしまいます。これはちょっと残念。
乙矢は修正して中てます。

どうも、気持ちがドキドキしています。こんなこと滅多に経験しないのですが、
どうしたんでしょう。

2立目の上。的が大きいので狙いさえしっかりしていれば中るものです。
ところが、甲矢は9時に外れてしまいました。
引き方も離れも問題は無いので、しっかり狙って乙矢を入れます。
2立目の下。高い的から下の的に移ると目が変わって上に抜けてしまうことがよくあるといいます。
ですが、しっかり狙い、何時ものように引けば大丈夫。
甲矢は星上にしっかり中ります。同じように狙ったのですが、乙矢は3時に外してしまいます。
この段階で3本も外してしまったことになります。
優勝はもとより、上位入賞も危ないかな?

3立目の中。階中を目指して伸びあって確実に中てます。満足の中り。
でも、乙矢は同じように引いたのですが、12時に乗せてしまいます。
矢筋は中る矢だっただけに、惜しいです。
3立目の上。もう外すわけにはいきません。しっかり狙い、確実に2本中てます。

終わってみると、2立ち目まで7中だった人も階中は無く10中が最高。3人います。
続いて9中が4人、8中が6人、7中が・・・となります。

10中は射詰で優勝から3位まで決定。国体選手のNさんが優勝です。

私は、8中の人たちと遠近競射。立ちが早いので1番に引き、
結果8中の方達の中では一番中心に近く、8位になりました。

閉会式で石鹸の賞品をいただきます。これパートナーさんが喜びますね。

来週は射礼大会でまたお会いする方たちもいます。ご挨拶をして失礼しましょう。
こうして色んな射会、大会に出ているうちに徐々に顔見知りさんも増えてきます。
弓の楽しさが広がります。

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鳥居の前に大きな樽のお賽銭箱が置かれた服織田神社。
出店が並び、子供たちが走りまわっています。

お賽銭いれたらもう少し中ったかな? とちょっと反省の射会でした。

テーマ : 弓道
ジャンル : スポーツ